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zoom RSS 「壁」を突き崩す

<<   作成日時 : 2004/06/25 01:10   >>

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自分がよいと思う意見・主張に反対するのは難しい。
自分がとり得ない意見・主張を擁護するのはさらに難しい。

今日、大学の授業で、ちょっとした模擬裁判をしました。
素材とした裁判例(日本ではなくイギリスの事例)は、刑務所内での刑務所職員の取り扱いについて不満を持った囚人が、職員を相手取り民事裁判を起こそうとして、その準備のため弁護士との接見を刑務所長に要請したにも拘らず、拒絶され、それに対して仮釈放後「裁判を受ける権利」を侵害されたとして訴えを起こした、というものです。

この裁判例での判決では、当然のことながら、この囚人の訴えが認められました。
囚人側の勝訴です。

この裁判例を元にして模擬裁判をしたのですが、自分達が担当したのは敗訴した国側(刑務所側)...





勝ち目ないじゃん!


自分が裁判官だとしても、囚人側を勝たせたい(それだけの根拠のある)事例でした。
そんな事例でよりにもよって、敗訴した国側を担当するなんて...
とにかく判決文を読みまくって(しかもイギリスの事例なので、判決文が全て英語!)、何か自分達の主張(接見を拒否したことにはそれなりの根拠があり、「裁判を受ける権利」に反していない)の根拠となり得るものを探し、そして考え、いざ本番...

結果は...案の定、敗訴です。
(それでも途中までは優位だったんですけどね...裁判は生き物だ)

しかし、これはこれで面白かったです。
なんだか...今まで使ってない部分の頭を使ったみたいで(笑)
自分が取り得ないと考えている立場に立つことによって、今まで見えなかったものも見えてきます。
自分の主張ばかりに固執して、相手のことは盲目的になっていたときには見えなかったもの...

相手が主張することにはそれなりの理由がある。
そんな当たり前のことが、つい忘れがちになってしまいます。
いわゆる「バカの壁」も、そんなところから築かれるのかもしれません。
表面だけしか見るのではなく、相手の主張する根拠(さらにはその背景)にまでさかのぼってお互いを評価すること。
もちろん"言うは易く、行うは難し"です。
でも、決しておろそかにしてはいけないことだと思います。
 

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